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ホタル幼虫を取り上げました(2023年3月12日)
- Chiaki Miyakawa
- 2023年3月16日
- 読了時間: 1分

幼虫確保には講師である吉田先生(マスクのおじさん😂😂)の指導を頂きながらで行いました。
カワニナと幼虫が混ざり合った水を攪拌後、うわ水を網に通して幼虫を捕獲します。1年間飼育の幼虫は大きいもので2㎝以上になり、網で捕獲できます。

しかし、まだまだ小さな幼虫(網ではすり抜ける)もいますので、ろ過した水も捨てることなく、うわ水を注意深く濾しながら羽化出来る幼虫と、再度飼育(2年物の飼育)にする幼虫に分類していきます。

今年は収穫は以下の通り。
羽化できる幼虫91匹
2年物の飼育83匹
合計174匹を確認しました。
取り出した幼虫の写真です。
小さい2年物の飼育の幼虫はまだいると思いますが、それは水槽に礫石と一緒に飼育容器に入れました。

羽化用幼虫91匹は、自宅の上陸装置に移し、4月~5月頃のホタル成虫になるのを待ちます。
今年は、孵化した幼虫約2,000匹を半数ずつ、山からの湧水での飼育と、自宅水槽での飼育で行いましたが、湧水飼育は泥の混入がありうまくいきませんでした。来年は改良していきます。
水槽飼育では生存率15%(自然界では0.2%程度とのこと)で昨年より10倍以上になりました。
我々にとっては大成功です。
しかし、まだまだ数が少ないと判断し、全部再飼育に回すことにしました。お堀への放流は来年に期待することにしました。
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