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将来のホタル発生地拡大を目指して舞鶴城周辺のお堀を調査
- NPO環境保全再生フォーラム
- 2017年12月21日
- 読了時間: 1分


NPO環境保全再生フォーラムでは、将来的に舞鶴城のお堀でホタルを発生できないかと検討しており、12月18日に現地調査を行いました。ホタルは樹木やコケの生えている石に卵を産み、孵化後の幼虫は水の中に入ります。このため、卵を産む周辺には池や流れの緩やかな水路が必要です。
舞鶴城のお堀には写真のようにコケの生えている樹木がお堀にせり出しており、そしてホタル幼虫は発生後にそのままお堀に落ちるので産卵には適しています。しかし、餌となるカワニナがいないこと、また幼虫はコイ、フナに補食されることが予想され、このままでは生育環境を満たしていないことは確認されました。しかし、脇地区からお堀に流れ込む水路には多くのカワニナを確認できます。
お堀南側の城壁の石にはコケが生えています、またクスノキはお堀にせり出している、さらにお堀が比較的浅い環境にあります。さらにカワニナの確保も容易です。お堀の一部を編み柵で囲い、カワニナを飼育しながらホタル幼虫の生育を維持できないかを検討しています。
今後も検討して来年中にはどうするか決めたいと思っています。そのために、調査を継続していくつもりです。
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